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ライブチケット抽選を正規ルートで有利に進めるための申込み工夫

「また落選した…」ライブのチケット抽選は、どれだけ熱心なファンでも悔しい思いをすることがある。残念ながら、抽選に「確実に当たる方法」は存在しない。しかし正規ルートの中にも、申込み機会を最大化したり、手続きのミスで当選を逃さないようにする工夫はある。

この記事では転売や規約違反に頼らず、公式・正規の申込みを使い切ることで「できることをすべてやり切った」状態に近づくための実践をまとめる。FC先行・プレイガイド先行の使い分け、複数公演への申込み、締め切り管理の方法など、正規ルートでできることを整理して解説する。

チケット先行の種類を把握する

FC先行・オフィシャル先行とは

多くのツアーでは「先行」と「一般発売」の二段階で販売が行われる。先行の中でも最初に受付が始まるのが、アーティストの公式ファンクラブ(FC)先行やオフィシャル先行だ。アーティストによっては「FC1次先行」「FC2次先行」のように複数回実施されることもある。

一般発売よりも早い時期に受け付ける分、申し込める人数が絞られているケースが多く、一般的に倍率は低めと言われている。ただし人気公演では先行でも高倍率になることがあるため、「先行なら当たる」という過信は禁物だ。

プレイガイド先行・一般先行とは

FC先行の後に、チケットぴあ・ローチケ(ローソンチケット)・イープラスなどの各プレイガイドが独自の先行を実施することがある。最後の「一般発売」まで含めると、1つのツアーで5〜10以上の申込み機会がある場合も珍しくない。

各先行は原則として同一人物の重複申込みは禁止されているが、先行ごとに独立した枠として申し込めるものも多い。公演情報が発表されたら先行の種類と受付期間をまとめて把握しておくと見落としが減る。

正規ルートで申込み口を増やす

ファンクラブには早めに入会する

FC先行を利用したいなら、入会タイミングが重要だ。ツアーの先行受付が始まった後に入会しても間に合わない場合があるため、推しのアーティストのFCにはツアー発表前から入会しておくのが基本となる。新規入会の場合に入会後すぐ先行権が得られるかどうかは各FCの規約次第なので、事前に確認しておきたい。

FCの入会タイミングや申込締切との関係は「ファンクラブはいつ入るのが得? 申込締切との関係」でも解説している。

複数FCや関連窓口がある場合はすべてチェックする

アーティストによっては公式FCのほかに、所属レコード会社・所属事務所が運営する先行窓口が複数存在することがある。音楽サービス系・モバイル会員向けの先行が別途行われるケースもある。公演の特設サイトや公式SNSで告知される先行の一覧をこまめに確認し、参加できる窓口を見落とさないようにしたい。

ただし、1つのサービスで同一公演に複数のアカウントを使って申し込むことは規約違反になる。当選しても入場時に確認が入るリスクがある点は後述する。

主要プレイガイドへの事前登録を済ませておく

チケットぴあ・ローチケ・イープラスなどは、先行受付の開始後に新規登録しても間に合わない場合がある。普段使いのサービスだけでなく、主要なプレイガイドに事前登録しておくと、チャンスが来たときに素早く申し込める。クレジットカード情報の登録も事前に済ませておくと当日の操作がスムーズだ。

公演・日程の候補を広げて当選チャンスを増やす

複数公演・複数日程に申し込む

同じ先行でも「第1希望・第2希望」の指定や「全公演を対象に申し込める」形式がある場合、候補日程を広げると当選できる可能性が増える。スケジュールが合う公演はできるだけ多く申し込み先に入れておくのが基本的な考え方だ。

「どうしても最終日公演がいい」と絞り込みすぎると、結果的に当選機会を自分で減らしてしまう。優先度をつけつつも、行ける可能性がある公演は広めに申し込んでおくのが得策だ。

地方公演も選択肢に入れる

大都市圏の会場は申込み集中で高倍率になりやすいことが多い。関東・関西以外の会場を遠征先として検討できるなら、当選できる可能性が変わるケースがある。もちろん交通費・宿泊費の準備が別途必要になるが、ライブを優先したい場合には選択肢として持っておくとよい。

遠征の宿泊先選びについては「遠征ホテルの選び方」を参考にしてほしい。

枚数は「確実に行ける人数」で申し込む

2枚で申し込んだが同行者が見つからなかった→公演直前にキャンセル・返却、というケースは珍しくない。同行者の都合が確定していない段階では1枚で申し込む方が安全だ。当選後のキャンセルが増えると他のファンへの影響もあるため、申込み枚数は実際に行ける人数に合わせることを心がけたい。

手続きのミスで当選を逃さないために

申込み締め切りをカレンダーで管理する

各先行の受付期間は短く、FC先行・プレイガイド先行・一般発売でそれぞれ異なる。スマートフォンのカレンダーや手帳に締め切り日をあらかじめ登録しておくだけで、うっかり見落としによる機会ロスを防げる。先行の種類と受付期間は一覧化してまとめておくと管理しやすい。

当選メールと支払い期限を見逃さない

当選しても支払い期限内に手続きを完了しないと、自動的にキャンセルされる仕組みになっている先行が多い。迷惑メールフォルダの確認を定期的に行い、チケット関連のメールが埋もれないよう受信設定を整えておきたい。スマートフォンのプッシュ通知も活用すると確認漏れを減らせる。

登録情報(氏名・住所)を最新に保つ

本人確認が必要な公演では、チケット申込み時の登録情報と当日の身分証が一致しないと入場を断られることがある。引っ越しや名義変更があった場合は、各サービスの登録情報をあらかじめ更新しておこう。

本人確認の流れや必要な身分証については「ライブの本人確認の実際」で詳しく解説している。

やってはいけないこと——規約違反・転売に注意

複数アカウントでの申し込みは規約違反

同一人物が複数のアカウントを使って同一公演に重複申し込みすることは、ほぼすべての先行サービスで利用規約上禁止されている。発覚した場合は当選が無効になるだけでなく、アカウント停止などのペナルティを受ける可能性もある。申し込みは1アカウント・1窓口につき1回というルールを守ることが前提だ。

転売チケットの購入は避ける

落選後にSNSや転売サイトで高額チケットを購入することは、入場拒否のリスクと隣り合わせだ。主催者が転売対策を強化している現在、転売チケットは正規チケットとして扱われないケースが増えている。公式リセールサービスや復活当選・制作開放席の公式案内を待つことを優先しよう。

公式リセールの使い方は「公式リセールの使い方ガイド」、復活当選については「復活当選(制作開放席)とは?」で解説している。

まとめ

ライブチケット抽選に「確実に当たる方法」はない。ただ、FCや各プレイガイドへの登録を事前に済ませ、行ける公演・日程を広げて申込み機会を最大化し、締め切りや支払い期限のミスを防ぐことで「正規ルートでできることをやり切る」状態に近づける。転売や規約違反に頼らず、次の申込み機会まで粘り続けることが結果への近道だ。会場ごとの座席構成や見え方の確認は、各会場ページを参照してほしい。

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